子育て中の4人暮らしが「減らしてよかった」もの4つ。増えすぎた食器、タオル、服は手放して気持ちにもゆとりが

7歳と2歳の息子を持つあさこさんは、出産を機に時間やタスクに追われ、イライラが爆発することも…。そんな暮らしや自分を変えたくて、ミニマリストになったそう。整理収納アドバイザーの資格をもち、Instagramでものを手放す情報を発信するあさこさんに、暮らしにゆとりをつくるために、過去たくさん持っていたけれど、減らしてよかったものを聞きました。

【写真】ものがないすっきりとしたリビング

1:ありすぎる「食器」

現在、私、夫、子ども2人の4人暮らしのわが家ですが、食器は「キッチンの引き出し1つに収まるだけ」にしています。

ものを手放す前は、たくさんの小鉢や、捨てられずに置いていた頂きものの食器などがありました。でも、暮らしのなかでよく使うものは限られていて、結局いつも手に取るのは自分が使いやすいものだけでした。それならと、本当に使うものを残したのです。

今は食事の盛りつけにも、「どのお皿にしよう?」と悩まず決められるので、スムーズになりました。収納もスッキリして、心地よいです。

2:多すぎる「タオル」

以前は洗面所の収納だけではなく、寝室のベッド下収納、クローゼットの中と、あらゆる場所にタオルが散在していました。でもよく考えれば、本当に使うのは水回りのみ。ほかの場所に収納していても、使いきれず「ただ置いているだけ」の状態でした。しかもタオルは結構かさばります。

そこで、脱衣所収納の「1スペースに収まるだけ」として、持ちすぎないようにしています。

3:100着以上の収まりきれない「服」

以前の私は、100着以上の服を持っていました。ハンガーポールにかけるだけでは、収まらず、衣装ケースの中にも服をたたんで入れていました。しかし今は、年間でも20着もありません。冬のお出かけ服は「4着」だけ。

服がありすぎるということは、

・毎朝何を着よう? と悩む

・衣替えが必要になる

・収納の工夫が必要がある

などの手間があります。

少ない服にすることで、毎朝の服選びの悩みがゼロになり、収納に困らず、とても効率よく過ごせるようになりました。

子育て中は、子どもの準備にも追われるので、身支度が効率よくなることは私にとっては大きなメリットでした。

4:あるのが当たり前だった「リビングのもの

ソファ、ローテーブル、観葉植物、壁がけインテリア、子どものオモチャ…などなど、リビングにはきっとたくさんのものを置いてあるのが当たり前だと思っていました。

でも、いまわが家のリビングに常に置いてあるものは、テレビとテレビスタンドのみ。

たまに子どものオモチャや、ごろ寝マットを置くことがありますが、常に大きなものを置いてある状態はやめました。

そのおかげで、子どもが広々とボール遊びをしたり、駆けまわったり、たまにくつろいだり…、子どもとゆったりと過ごせる空間になりました。

ローテーブルに登ってしまったり、ソファから転落したりという心配もなく、「危ないよ!」と注意することがほとんどないのが、子育て中の心のゆとりにもなっています。

リビングからたくさんのものをなくした結果、散らかりも少なく、子どもと過ごしやすい空間になったので、ミニマリストになって本当によかったです。

いま子育て中で、「暮らしがうまく回っていないな」「なんだか余裕がないな…」と感じる人は、ものを手放してみることで、暮らしにゆとりが増えると思います。ぜひ簡単なものから手放してみてほしいです。

2025-02-03T11:14:08Z