多くの企業で定年を迎える年である60歳は、なにかと選択を迫られるタイミングでもあります。会社をやめるか続けるか、それに合わせてどう生活を変えるか、悩む人もいるのではないでしょうか。現在60代の整理収納アドバイザー、新田由香さんも、60歳のタイミングで長年勤めていた仕事をやめたほか、日々の暮らしのなかでも、いくつか「やめたこと」があるそう。今回、新田さんが「やめてよかった」と感じているものについて、詳しく伺いました。
60歳で前職を退職し、フリーランス1本で働く予定でしたが、まったく別の会社でパートとして採用してくれるところがあり、しかも週に3日勤務でいいとのこと!
今までのように週5日は働くのは厳しいと思っていたので、週に3日ならと、思いきってパート勤めすることにしました。
新しい仕事を覚えるのは大変ですが、外に出て働くということはいろんな刺激もあって、気持ち的に若くいられる秘訣にもなるかなと思っています。
この週3日のパート勤務に変えたことで、メリハリのある生活になりました。一定金額の収入もあるので安心感も得られ、結果的によかったと思っています。
私は、今までは土日が休みの会社員でした。夫も同じで、土日が休み。
なんとなく「休みは夫婦一緒じゃないといけない」と思っていましたが、夫にも相談して、土日どちらかをパート出勤することに。
これが思いのほか、夫婦のいい関係性が保てることに気づいたんです。
夫と同じ「土日休み」の生活をやめたら、自分だけの休日(平日休み)に整理収納アドバイザーとしての仕事の資料づくりや、好きなことをして有意義に過ごせるように。
夫と休日を合わせることをやめたことで得られた、“自分だけの休日”がじつは最高でした。
今まではフルタイムで働いていたこともあり、スーパーに買い物に行く代わりに、食材の宅配サービスを利用していました。
ですが、宅配サービスは便利な反面「注文しなきゃ」、届いたら「食べなきゃ」のプレッシャーがありました。
そこで、思いきって宅配サービスをやめたところ、夫婦で買い物に行く時間が増え、つくるメニューも変わり、野菜中心の生活に変化。すると不思議なことに、食事量も変わり、健康的な生活になりました。
今までは届いたものを、消費期限に追われるように食べていたので、どうやらカロリーを摂りすぎていたみたいです。つくる品数も少なくなりましたが、逆に60代ともなれば、食べすぎてしんどいよりは、腹8分目のほうが体には負担がないように思います。
そして、冷蔵庫のなかにあるもので「なにつくろう?」と夫婦で考えるのも、また楽しい時間となっています。
2025-12-24T11:14:09Z