自分の「居場所」を取り戻せ! 50代からの俺活入門 お金をがっぽり儲けるより幸せな生き方のため…アソビジネスはこうして作る! ポイントはまず自分が楽しくなること

自分の居場所を取り戻す活動が「俺活(おれかつ)」。その活動のひとつとしてオススメしているのが「アソビジネス」だ。好きで得意な趣味や遊びを「ビジネス」にしてさらに楽しむ手法である。お金をがっぽり儲ける、というよりはウェルビーイング(=健康で幸せな生き方)のためのビジネスだ。今回は、そんなアソビジネスの作り方を紹介したい。

■教える

大好きで得意なことを、講座やコンサル、コーチングやカウンセリング、トレーニング形式で教える。オンラインでもリアルでもいい。ファッションが好きな人なら、「学んで試着してその場で買えるファッション勉強会」、英語が得意な人ならば、「オンライン英会話レッスン」などが考えられる。

■商品にする

大好きな遊びと関連する商品をつくり、ネットで販売する。例えば、ゴルフやアウトドアが好きな60代の人なら、「シニア向け紫外線対策の肌クリーム」を開発して販売する。革製品が好きならば「財布一体型のオリジナルキーホルダー」をつくる。

あまり知られていないが、今は小ロットで生産してくれる工場を見つけて発注し、発送まで依頼することが誰でも簡単にできる。必要なのはデザイン力、コンセプト力、ストーリー性だ。

■サポートする

困っている人を、好きで得意なことでサポートする。文章が得意なら添削をしてあげる。ウェブ制作が得意なら制作の代行をする。パワーポイントの企画書を代わりに作ってあげる。地元愛が強い人なら、旅行者のために名所旧跡、話題の店などを観光案内してあげる。

■集める

人を集めるイベントや交流会を開催する。ただ集めるのではなく、参加者が楽しさやメリットを感じられるコンセプトにする。たとえば、「踊って飲んで古着が買えるスタンディングバーイベント」や、「心を整え出会いを楽しむ座禅合コン」、「文章を書いて癒やされるマインドフルネス執筆会」などを開く。有料開催もできるはずだ。

■マッチングする

人と人をマッチングすることが参加者のメリットになる。転勤や引っ越しで知り合いが少ない人に、1回3000円で同趣味の人を紹介する「友活マッチング」、婚活中の人に「30分だけのちょいカフェお見合い」などをセットする。

アソビジネスのポイントは、まず自分が楽しくなること。もちろん、お金をいただくので真剣にやるべきだが、楽しくないことをやる必要はない。アソビジネスを始めることで毎日に主体性ができ、生きることが楽しくなることが重要だ。

筆者主宰のフェイスブック無料グループ「50歳からの俺活コミュニティ」では50代男性の生き方をZoom会合などで語り合っています。参加者を募集中。二次元コードからアクセスしてください。

■潮凪洋介(しおなぎ・ようすけ) エッセイスト・作家。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」など著書73冊(計172万部)。ライフワーククリエイト協会を設立し、「〝サードプレイス〟で好きなライフワークをしよう」をテーマに講演。毎朝8時、「自分の壁の壊し方」無料メルマガ配信中(https://shionagi-academy.jp/)。

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