「ナイトライフ」には興味なし…Z世代が旅行に求めているもの

  • ブッキング・ホールディングスは、32カ国の3万2300人を対象に旅行先を選ぶ際に重視することについて調査を行った。
  • それによると、Z世代は「ナイトライフやエンターテインメント」をあまり重視していないことが明らかになった。
  • 上位にランクインした「おいしい食事」「安全性」「手頃な価格」などだった。

「ナイトライフ」と「温暖な気候」は、旅行客にとって大きな魅力だと言える。ただし、Z世代にとってはそうでもないようだ。

年齢の高いZ世代は、旅行が大好きな人が多い。Business Insiderが2023年に600人以上のZ世代を対象に行った調査によると、43%が旅行は「進学」よりも重要な目標だと考えていた。さらに旅行は、「創造的な満足感」や「借金の完済」よりも上位にランクされた。一方、旅行に駆り立てる要因として「エンターテインメントやナイトライフ」などは挙げられなかった。

旅行会社のブッキング・ホールディングス(Booking Holdings)は、旅行先を選ぶ際に考慮される要素について調査を実施し、その結果を発表した。調査は2024年1月から2月にかけて行われ、32カ国の3万2300人から回答を得た。

Z世代が旅行先を選ぶ際の決め手は「おいしい食事」と「自然景観」

ブッキング・ホールディングスによると、調査対象者のうちZ世代が旅行先を選ぶ際に考慮する主な要素トップ3は、「その地域のおいしい食べ物」「手頃な価格」「魅惑的な自然の風景」となった。次いで、「ショッピングと安全性」が続いた。

一方、「温暖な気候」「ナイトライフやエンターテインメント」はトップ10にランクインしなかった。

フロリダやハワイのような温暖なバケーションスポットは観光客を惹きつけているが、冬の旅行先としても人気がある。トリップアドバイザー(Tripadvisor)の「2023年版 冬に人気の旅行先」によると、Z世代の回答者の68%が冬に旅行を計画していた。

「ナイトライフやエンターテインメント」がランクインしなかったのは、インフレに伴い節約意識が高まったことが主な要因となった可能性がある。また、Z世代は上の世代よりもアルコールの消費量が少ない傾向にある。

Z世代にとっての旅行は、「リラクゼーション」と「行ったことのない場所の探索」が主なきっかけとなっていることがデータで示されている。

2025-11-20T08:42:33Z